【消防設備士向け】絶縁抵抗測定(メガー)のやり方

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絶縁
  • 絶縁抵抗試験の方法がわからない
  • 基礎知識すぎて人に聞きにくい
  • 絶縁に不備があるとどうなる?

絶縁抵抗なんて日常生活で関わりない作業なので理解するには苦労します。

そんな初心者の方にも疑問を解決するために説明します。

私は防災会社に勤める現役15年目の消防設備士です。今もたくさんの現場で消防点検を実施しています。

消防設備士になったばかりの方は、わからないことが多く不安だと思います。

かめ

先輩に聞こうにも基礎知識すぎて聞きにくいこともありますよね。

今回の記事では自動火災報知設備に関わる絶縁抵抗測定について解説します。

意味がわからないまま絶縁抵抗測定を行なってもスキルアップに繋がりません。

この記事を最後まで読むと、「なぜ絶縁測定をする必要があるのか?」「絶縁抵抗値が悪いと起こる影響」がわかります。

絶縁測定を理解することで、消防設備士としてのスキルアップに繋がるでしょう。

それでは行きましょう。

目次

絶縁抵抗試験とは?

絶縁抵抗試験とは簡単に説明すると「測定部分の電流が規定値以上に通電していないか」を試験することです。

電気の絶縁抵抗を測って「配線に異常がないか?」「断線しそうにないか?」をチェックする試験のことを指します。

絶縁測定を実施する目的

絶縁抵抗測定をする目的は、絶縁不良(電気漏れ)が発生していないかどうかの確認です。

絶縁抵抗(メガー)が悪くなると、電気漏れが発生して漏電や火災などの危険が起きます。

電気屋さんの基準だと100V以上の強電を扱います。

建物の漏電火災を守るためには絶縁測定の役割は大変重要です。

消防設備の電圧は、ほぼ24Vなので漏電火災の心配はありませんが、絶縁測定をすることは点検基準の通り大事なことです。

消防設備の絶縁測定

自動火災報知器の受信機で絶縁抵抗を測定します。絶縁抵抗の値が悪いと24Vの電圧が正常に送れなくなるため、電圧低下による断線などの不備が発生します。

断線した配線では感知器は正しく反応しないため、万が一起こりうる火災を感知できない危険性があります。

年数が経つにつれて建物の老朽化や環境の変化により絶縁抵抗値が悪くなってくるため、絶縁測定は必須だということがわかります。

絶縁抵抗測定器(メガー)とテスター(回路計)の違い

絶縁抵抗測定器(メガー)回路計(テスター)は見た目は似ていますが、用途は違います。

テスターは配線の電流値(A )や電圧値(V)、抵抗(オーム)、配線の導通を調べることができる計測器。

絶縁測定器は配線の漏電を調べる機器。

消防設備士の仕事をするにはどちらも必須ですが、用途を理解しましょう。

絶縁抵抗測定値は以下の通り

自動火災報知設備や誘導灯の絶縁抵抗値は0.1MΩ以上ないと不備になります。

絶縁抵抗の測り方や測定方法

絶縁抵抗測定器を使った測り方や測定方法は以下のとおり

STEP
絶縁測定器(メガー)の電源を入れる
STEP
電圧レンジ選択(250Vのレンジで測定)
STEP
アース(接地)が有効か確認する(0チェック)

100Vの電気がアースできているかチェック

STEP
受信機の幹線を測定する
STEP
絶縁抵抗値が0.1MΩ以上あれば正常
STEP
消防設備等点検結果報告書に数値を記載する

※注意

ニッタンの受信機は基盤に半導体を使っているため絶縁抵抗試験をすると壊れる可能性があります。

アース(接地)がない場合

アース(接地)がなく0チェックができない物件が有ります。

木造の建物などによく有りますが、アースの配線が正しく取られていない時によく有ります。

そんな時に一時的に建物の鉄骨や軽天下地、スタッドなどにアース側の端子をかます

絶縁抵抗値が0.1MΩ以下の場合

点検結果では絶縁抵抗値が0.1MΩ以下だと不備なります。

業務報告書に「絶縁抵抗不良のため調査要します。」と記載しましょう。

絶遠抵抗値が0オームの場合、配線が漏電してるなどの絶縁が悪い原因があります。断線や誤発報などが起こりやすくなるので早急な対応が必要です。

絶縁抵抗が悪くなる原因

絶縁抵抗が悪くなる原因として

  • 軽天やスタッドなどの下地に感知器配線が触れている
  • サビや水濡れによる配線の腐食

以上のことが考えられます。

絶縁抵抗試験器の校正はいつ?

絶縁抵抗試験器は使用歴が長くなると、計器類にズレが生じます。

実測値と計測値がだんだんズレることで正確な数値がでません。

そこで計器をメーカーへ校正に出します。

試験器具などと違い具体的な校正期間はありませんが、1年に1回出すことがメーカーのおすすめです。

絶縁抵抗計を選ぶなら共立、Hioki(日置)メーカーがおすすめ

絶縁抵抗試験器は安い商品もありますが、安いメーカーは数値がでたらめだったりするので機器メーカーから発売されている商品を使いましょう。

共立やHioki(日置)のメーカーだとたくさんの消防設備士に愛用されているため安心して使えます。価格は3万円前後で購入できます。

共立電機計器 3432JP

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ニッタンの受信機の絶縁測定は壊れる恐れがあるので要注意

ニッタンの受信機の絶縁測定をすると壊れる可能性があります。

なぜなら、基盤に半導体をついていて絶縁測定時に250Vを当てると基盤が壊れます。

絶縁抵抗測定、絶縁測定試験のまとめ

今回は絶縁抵抗測定や絶縁測定試験のやり方や測定方法をまとめました。

消防設備は万が一の場合に人命や家財を守るために重要な役割を果たします。

  • 配線に異常がないか?
  • 老朽化などから漏電していないか?
  • 配線が断線していないか?

など絶縁抵抗測定でわかることはあります。

今回の記事を参考に絶縁抵抗測定の重要性を理解していただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

あきのアバター あき 消防設備士ブロガー

消防設備士として業界15年目のブロガー
二児の子育てにはげむ30代のパパ
消防設備のお役立ち情報や子育て情報を発信中

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