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消防設備士の資格はどれから受ければ効率的?おすすめ順番ランキング

本記事にはプロモーションが含む場合があります。
資格
  • 消防設備士の資格が多くてどれから取得すればいいのだろう
  • 効率よく資格をコンプリートしたい
  • 理想的な順番を知りたい

こんな悩みはありませんか?

私は現役の消防設備士で防災会社に15年勤めています。仕事をしながら空いた時間に勉強して必要な消防設備士の資格を全て取得しました。

消防設備士の資格は種類が多く「どの順番から取ればいいかわからない」という質問をいただきます。

結論から申し上げますと、私は以下の順番で資格をとることをおすすめします。

  1. 乙種6類
  2. 第二種電気工事士
  3. 甲種4類
  4. 乙種7類
  5. 甲種5類
  6. 甲種1類
  7. 甲種2類
  8. 甲種3類

です。(異論は認めます。)

なおX(旧Twitter)にて上記の内容をつぶやいた後、ほかの消防設備士の方たちから多くの反響がありました。

この記事を最後まで読むと、なぜこの順番で資格を取ることがおすすめなのかがわかります。

効率よく合格するポイントや参考書選びも紹介しますので最後までお付き合いください。

それではいきましょう。

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目次

消防設備士の資格は全種8類ある

消防設備士の資格でできること

消防設備士
特類特殊消防設備
1類屋内消火栓・屋外消火栓・スプリンクラー設備
2類泡消火設備
3類粉末・ガス系の消火設備
4類自動火災報知器設備・ガス漏れ火災報知器設備
5類避難器具設備
6類消火器
7類漏電火災警報器
消防設備士の資格一覧

資格は特類、1〜7類まであり、全て合わせると8種類の資格があります。

それぞれの資格で該当する点検及び整備、工事が可能です。

資格の種類によって点検できる設備がちがうため、点検や工事を全て請け負うには全種類の資格を取得する必要があります。

甲種と乙種はどちらの資格を取るべきなのか

それぞれの資格には乙種消防設備士と甲種消防設備士の資格があります。

  • 1類~5類は乙種と甲種
  • 特類は甲種のみ
  • 6類、7類は乙種のみ

以上のように資格には乙種と甲種の資格でわかれます。

では、乙種と甲種の違いは、「工事ができる」かどうかの違いです。

  • 乙種は該当する設備の点検及び整備ができる
  • 甲種は該当する設備の点検及び整備、工事ができる

甲種のほうが資格の価値があり、消防署に必要な申請書に名前を記載することができる。

(着工届、設置届といいます。)

甲種と乙種の難易度はどちらが高い?

「甲種と乙種はどちらが難しいですか?」という質問を受けます。

答えは甲種です。工事ができることから、試験では図面を攻略する「製図問題」が出題されます。

図面を読むのが苦手な方などは苦戦すると思います。

しかし甲種と乙種の試験範囲は8割ほど被っており参考書も乙種甲種の分別がされていません。

受験資格がある場合は甲種の試験を受験することをおすすめします。

消防設備士の資格を取る順番ランキング

ひらめき

ここからはランキング形式でそれぞれの資格をご説明します。

どの資格も重要ですが、自分の仕事環境に合わせて取得することが重要です。

【第一位】乙種6類の資格試験を一番最初に受験する理由

「乙種6類は消火器の点検および整備」ができます。

どんな建物にも消火器は設置されています。一般住宅は消防設備が免除されていますが、どんな家庭でも消火器を常備しているはずです。

消防設備士として仕事を進めていく場合は、消火器の点検に従事する機会が1番多いと思います。

資格の保持者が消防設備士の中では一番多いです。

受験資格も不要なことから、学生や主婦の方でも資格をもっているケースがあり、とても人気な資格であることがわかります。

別記事にて乙種6類について詳しく解説しています。興味がある方は下記リンクよりご覧ください

【第二位】第二種電気工事士の資格は消防設備士のコンプリートへの最大の近道

消防設備士の資格をコンプリートするなら第二種電気工事士の資格は外せません。

第二種電気工事士の資格があるメリットは、

  • 甲種消防設備士の受験資格をとれる
  • 筆記試験の電気に関する部分を免除できる

などがあります。

甲種消防設備士の資格を受験するには、

  • 工業系の学部の卒業
  • 乙種消防設備士の資格を取って5年経過

など甲種消防設備士の資格を受験するだけでも難易度が高いです。

その点、第二種電気工事士の資格は受験資格が不要で、お金を払えば誰でも受けることができます。

実務でも必要な電気工事士の資格を取ることは必須です。

また、消防設備士の試験問題の電気に関する部分を免除できるため、問題数が減ります。

免除するかどうかは人によりますので、よく確認して免除を決めるべきだと思います。

消防設備士の資格をコンプリートするには第二種消防設備士の資格は絶対に取るべきです。

第二種電気工事士と消防設備士のことをもっと知りたい方は別記事にて紹介しています。興味がある方は下記リンクよりご覧ください。

【第三位】甲種4類を取得すると仕事の幅が広がる

甲種4類は、自動火災報知設備や漏電火災警報機を点検、整備及び工事をすることができます。

自動火災報知設備がついている建物は 共同住宅や 店舗など様々あり 特定防火対象物に該当します。

甲種4類では自動火災報知設備の工事もできます。

 「火災受信盤の本体の取り替え」、「感知器の増設」などの自火報の工事には甲種消防設備士の資格が必要です。

中規模以上の建物は基本的に火災報知器の設置義務があります。面積によって必要になることが多いですが、自火報がついている建物は点検対象となります。

甲種4類について詳しく知りたい方は別記事にて紹介しています。詳しく知りたい方は下記リンクよりご覧ください。

【第四位】甲種5類があれば共同住宅の点検が可能

 甲種5類の資格があれば 避難器具の点検 及び工事ができます。

 避難器具とは、 万が一の場合いち早く地上に避難するために設置されています。

具体的に避難器具とは、

  • 避難はしご
  • 緩降機
  • 救助袋

などがあります。

避難器具は学校や病院、共同住宅に多く設置されています。

アパートやマンションの点検に行く際には避難器具がベランダに設置されているため甲種5類の資格が必要になります。

【第五位】甲種1類の資格の重要性

甲種1類の資格は以下の設備の点検及び整備、工事ができます。

  • 屋内消火栓設備
  • スプリンクラー設備
  • 水噴霧消火設備
  • 屋外消火栓設備
  • パッケージ型消火設備
  • パッケージ型自動消火設備
  • 共同住宅用スプリンクラー設備

消火設備と呼ばれている水関係の設備です。

学校や病院などでホースが入った消火栓を見たことがあるかと思います。

屋内消火栓の参考画像

水関係の資格と呼ばれる甲種1類ですが、資格があれば屋内消火栓とスプリンクラー設備が点検できるため、広範囲で点検できる建物が増えます。

中規模から大規模の建物には水関係の設備が付いていることが多いため、需要は大いにあります。

【第六位】立体駐車場の対象物があるなら甲種2類は取るべき資格

甲種2類の資格で点検できる設備は、「泡消火設備」です。

商業施設やパチンコ遊戯店にある立体駐車場に泡消火設備が備え付けられています。

天井にある泡消火設備のヘッドから泡消火薬剤を放出して車の火災に対応します。

取り扱いを間違えると、あたり一面泡だらけになりますので気を付ける必要があります。

私は一度だけ泡消火設備の誤放射した建物の復旧に伺った経験がありますが、消防や警察が出動するほど大騒ぎになるため二度と経験したくありません。

【第七位】甲種3類は粉末消火やガス系の消火設備の資格

甲種3類の資格で点検できることは、「粉末やガス系の消火設備」の点検及び工事ができます。

タワーパーキングやサーバー室などにガス系の消火設備を設置して消火します。

近年、ガス系の設備では事故が多く、総務省消防庁からも指導がでています。

タワーパーキングの改装で誤ってガス消火設備を放出してしまい、亡くなる事故が出ております。

事故を未然に防ぐため、今後はガス系の設備に熟知している資格を持った消防設備士が立ち会うことが必要とされています。

ガス系の消火設備の仕様を熟知している甲種3類の消防設備士は今後の需要が高まっていくでしょう。

【第八位】乙種7類が必要な人は限定的 

乙種7類では漏電火災警報器の点検および整備ができます。

古いアパートなどの契約電流50A以上の建物に漏電火災警報器が設置されています。

近年の不動産事情では、〇〇荘などの古い建物は取り壊されることも多くなりました。

漏電火災警報器がついている建物が減ってきている印象です。

新築で漏電火災警報機が必要な建物があまりなく既存の建物の点検で資格が必要になります。

【体験談】消防設備士の資格をコンプリートするメリット

消防設備士の資格をコンプリートすると以下のようなメリットがあります。

  • 建設業は人手不足なので資格があれば引くてあまた
  • 信用・信頼度が抜群に高い

体験談を交えて紹介したいと思います。

建設業は人手不足なので資格があれば転職の引くてあまた

近年の建設業は人手不足といわれています。(どこの業界もそうですが……)

人手不足の影響から、資格があればどこの防災会社に行っても即戦力扱いです。

技術も必要ですが、資格がないと消防署に申請書を出せないなど困り事が多いです。

私の同僚は資格を全取得している優秀な人でしたが、会社の雰囲気が合わず、他の防災会社に転職しました。転職活動の様子を伺うと、メーカーから中小規模の防災会社まで即採用だったようです。資格の強みを感じたと教えてくれました。

消防設備士の資格は種類が多く全取得は大変ですが、転職に強く自己肯定感が上がります。

信用・信頼度が抜群に高い

消防設備士の資格を持っていると信用されますし、信頼度が高いです。

私が消防点検におじゃますると、お客様から、

お客さま

「設備士の資格を持っていますか?」

と聞かれることがあります。

常に免状は携帯していますので、その場で提示すると

お客さま

「安心しました。どうぞ」

と点検させていただけることが何度かありました。

アパートやマンションの点検ではチラシを配って点検させていただくので、入居者からすると不審な人に見えるようです。

免状を見せることで消防設備士として証明になりますので、非常に助かります。

以上のことから消防設備士の資格は、信用度や信頼度が高いことがわかります。

資格試験に一発合格するためのおすすめテキスト本

ここからは、試験に合格するために大事なテキスト本を紹介します。

私は、テキスト選びに失敗して最初の試験に不合格だった過去がありテキスト選びは最も重要だと思っています。

一発で合格するためには以下のことを意識しましょう。

  • 参考書と問題集は2冊セットで購入する
  • テキスト選びを失敗すると合格率は格段に下がる
  • 工藤本が人気だがオーム社は安定している

それぞれ説明します。

参考書と問題集は2冊セットで購入する

書店に行くと資格試験コーナーに消防設備士の各種テキストが陳列されています。

そのなかでも消防設備士の試験コーナーを目指します。

資格試験では人気の乙種6類や、甲種4類などは受験者が多くテキストの種類が多めです。

私が資格試験を受ける前には必ず参考書と問題集を2冊セットで購入していました。

なぜなら問題集を一通り解いたら、参考書でわからない所を深く理解することができます。

例えば、法令問題。

「届け出は何日前までに提出する」など数字を覚えることが苦手でした。

そんな時は、参考書をひたすら音読して体に刻み込むように記憶していました。

おかげで法令問題は毎回9割以上は取れていました。

(ちなみに法令問題は1類~7類全てにおいて似た問題が出題されるため丸暗記がおすすめ)

テキスト選びを失敗すると合格率は格段に下がる

私は最初に受けた消防設備士乙種6類の試験に落ちました。入社して間もないころに先輩から「使っていないテキストがあるからあげるよ」と本をいただきました。

初めての参考書だったので気に留めていませんでしたが、乙種6類の本なのにかなり「厚みが薄かった」ことを覚えています。

いざ試験にのぞんでみても、参考書に載っていない問題ばかり出てきて混乱しました。

結果は不合格となり、最初の設備士の試験は失敗に終わりました。

自分のお金で書店へ参考書を買いに行きましたが、どの本も厚みがあり内容も充実していました。

購入した参考書のおかげで合格にいたりましたが、テキスト選びを失敗すると合格率は格段に下がることを体験した時期でした。

工藤本が人気だがオーム社は安定している

消防設備士のテキスト選びで迷ったら「工藤本を選べ」という人がいます。

(工藤本とは工藤 政孝(くどう まさたか)さんが著書の参考書。各設備に工藤さんのイラストが描かれている表紙の本を書店にて見かけた人は多いはず)

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工藤本は語呂合わせで単語や法令を覚える特徴があるので初心者にはおすすめの一冊です。

私は先輩にいただいたテキストで失敗しましたが、その後にオーム社のテキストを選んで一発合格した経験があるため、各設備の試験はオーム社のテキストを選ぶことを意識しています。

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こればっかりは合う合わないがあるため、書店にて自分にあった参考書を探し出してみましょう。

消防設備士の資格をとる順番まとめ

あらためて消防設備士の資格を取得する順番をまとめましょう。

  1. 乙種6類
  2. 第二種電気工事士
  3. 甲種4類
  4. 乙種7類
  5. 甲種5類
  6. 甲種1類
  7. 甲種2類
  8. 甲種3類

の順番で資格を取ることがおすすめです。

全ての資格をコンプリートするには、

  • 最初に受験資格のいらない乙種6類や第二種電気工事士の資格を狙う
  • 科目免除を上手く使って問題数を減らす
  • 実務に必要な甲種4類や甲種5類を取得する

などのことを意識すれば消防設備士に必要な資格をコンプリートできる確率は上がります。

資格を全て取得していると、信用度がかなり高くなるので一人前の消防設備士を目指す方は必須となります。

今回の記事を読んで消防設備士全取得の手助けになれば幸いです。

消防設備士がなぜ必要とされ仕事が無くならないないかは別記事に詳しく紹介しています。

この記事を読んで気になった方は読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

あきのアバター あき 消防設備士ブロガー

消防設備士として業界15年目のブロガー
二児の子育てにはげむ30代のパパ
消防設備のお役立ち情報や子育て情報を発信中

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