こんにちは。あきです。
消防設備士として15年会社に勤め、日々新しい課題に挑戦する毎日です。
今回は、消防設備士の甲種4類に合格したい人向けの記事を書きました。
こんな方におすすめです。
- 消防設備士の仕事に興味があり、資格を取得して転職活動をしたい方
- 乙種6類を取得したので社内でスキルアップを目指す方
- 勤めている職場に資格手当があり、経済的余裕が欲しい方、年収があがります。
(1000円~5000円ほどの資格手当がある企業が多いですね。弊社は5000円の昇給になります。 )
資格が欲しいけど甲種4類って難しそう。
何度も受験したが次こそは合格したいって思う人も多いと思います。
消防設備士甲種4類の資格を必要とする企業の求人も多いです。
消防設備士の資格を全て取得した現役消防設備士が教えます。
オススメの参考書の選び方や問題の出題傾向に特化した記事となっております。
勉強すれば合格できる資格なので、この記事を見てやる気になれば嬉しいです。
- 電気工事士
- 他の甲種の資格を保持
- 学校の卒業
- 設備士資格を保持していて5年以上経過
上記の受験資格が必要なため、受験資格がない方は乙種4類を受験しましょう。
【関連記事】消防設備士に興味があるけど、どんな仕事か気になる方は下記記事をご覧ください。
なぜ消防設備士の仕事がなくならないかがわかります▼
消防設備士甲種4類のできる仕事
消防設備士4類は自動火災報知設備や火災通報装置、ガス漏れ火災警報設備の点検に必要です。
乙種と甲種に分類されており、それぞれの資格でできることが違います。
乙種4類の資格でできること
乙種の資格できること・・・自動火災報知設備と漏電火災警報器の点検及び整備ができる
感知器の作動点検や受信機の点検を行えます。工事はできません。
受信機の取り替えなどが工事に該当します。
甲種4類の資格でできること
甲種の資格でできること・・・自動火災報知設備と漏電火災警報器の点検及び整備、工事ができる
感知器の作動点検や受信機の点検および工事を行えます。
甲種を取得すると工事が出来るため、仕事の幅が広がりますね。
消防署への提出する「着工届」や「設置届」に資格者の名前を記載しなければならなりません。
点検や工事を行ったあと、自分の名前で書類を作成しますので相応の責任あります。
消防設備士試験の合格のコツ
こちらでは設備士の試験に合格するために5ステップで紹介します。
消防設備士甲種4類を1ヶ月で取得するには
勉強を始めたころは、知識が身についていないので解けない問題が多いですね。
問題を解いていくうちに答えを覚えます。
解けない問題がなくなるくらい過去問を解きましょう。
前日の勉強だけでは記憶の定着が難しいです。
試験前日は過去問をさらっと復習して見直し程度におさえておきましょう。
寝る前の5分でもいいので問題に触れる。
筆者はお昼休憩の食後30分は資格試験の勉強時間と決めていました。
簡単なことから進めてみることが大事です。
消防設備士甲種4類の合格基準は、
- 筆記試験各科目4割以上かつ全体の6割以上正解
- 実技試験は6割以上の正解
以上が合格基準です。
100点を目指せば完璧ですが勉強時間が取れなくて難しい方もいます。
甲種は3時間15分あります。
問題を一通り埋めると回答の見直しを行いましょう。
製図の問題は配点が高く、じっくり見直す必要があります!
消防設備士の免除は不利なのか?合格したい人は積極的に使う
甲種4類は、免除科目を利用すると効率的に合格できます。
では、どんな免除があるのか見てみましょう。
- 筆記試験の消防関係法令の共通部分と類別部分が免除になります。
※注意
消防関係法令を免除すると不利になります。
他の設備士試験にも出題される問題が多いので、得点を稼ぐチャンスです。
消防設備士として基礎を身に着ける為、消防関係法令は免除しない方が合格率は上がります。
- 「基礎的知識 」及び「構造・機能及び工事・整備」の中の「電気に関する部分」が免除なります。
- 電気主任技術者(電験三種)
- 筆記試験の「基礎的知識」及び「構造・機能及び工事・整備」のそれぞれの科目中における「電気に関する部分」が免除になります。
消防設備士や電気工事士、電気主任技術者の資格がある方は積極的に免除科目を活用して効率的に合格を目指しましょう。
消防設備士の免除は不利にならないのか?
消防設備士の免除科目があれば不利になると思う方が多いです。
科目免除をすると回答数が減りますが、正答数が減るわけではありません。
問題数が減っても6割以上の正答数が必要なので、余裕をもって勉強しましょう。
勉強する範囲が狭くなると合格率が上がるため積極的に免除を使いましょう。
継続してコツコツ勉強して合格をめざすことが一番の近道ですが、大人になってからの勉強は苦痛です。
甲種4類のテキストの選び方・オススメの問題集
消防設備士甲種4類のテキストの選び方は、
- 参考書と問題集をセットで買うこと
- 製図に詳しいテキストを選ぶ
以上のことを守れば合格率があがります。
実技試験における製図問題の配点はとても高く参考書はたくさんあり、選び方がわからない人も多いですね。
気になったテキストをクリックしてみてください。
【オーム社】 ラクラクわかる!4類消防設備士 集中ゼミ改定2版
オーム社の参考書の特徴
- 癖がなくシンプルでわかりやすい。
- 筆者は全教科オーム社の参考書で受験しました。
- 各設備士資格とも問題の出題傾向が似ている
- オススメ・・・
合格にはテキストが必須です。自分にあった参考書を見つけることが合格の近道でしょう。
甲種4類を一夜漬けで取る方法【最終手段】
問題範囲を絞る
絞るポイントは2点あります。
- 法令問題
- 実技試験の製図問題
以上の2点を重点的に勉強すれば一夜漬けでの合格は見えてきます。
法令問題を重視する点は、覚えるだけでよい点です。
選択肢は4択なので全て外すことは無理でしょう。
製図問題は配点が高く、コツがわかれば合格率が上がります。
全体的に均等に勉強することが重要ですが一夜漬けで合格する方法をお伝えしました。
消防設備士の合格方法まとめ
今回の記事では、消防設備士4類の合格するために必要なことをまとめました。
消防設備士は数ある国家試験の中で難易度が易しいほうだと言われています。
- 受験するために必要な条件がない
- 1ヶ月コツコツ勉強すれば取得できる難易度
- 一夜漬けでも合格する可能性がある
以上の特徴が消防設備士の資格にあります。
資格を取ると知識が増え、権威性があるため仕事に悩んでいる方におすすめです。
長く消防設備士の仕事をするなら必須な資格でしょう。
別記事にて、「なぜ消防設備士の仕事は将来性があるのか」わかる記事を書きました。
消防設備士の将来性が不安な方やいつか独立したい方に刺さる記事だと思います。
今回の記事が合格へのお手伝いになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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