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【初心者向け】火災報知器が誤作動したとき音を止める方法5選

誤作動

消防設備士になって困ること、それは火災報知器が誤作動したときの対処法です。

  • 火災報知器が鳴っている原因がわからない
  • 近所迷惑で早く対応しないと消防車が来ちゃう
  • 対応が悪く、お客様や上司に怒られる
お客さま

火災報知器が鳴っているので対応してほしい!!

いきなり言われてもどうしたらいいのかわかりませんよね?

そんな初心者の消防設備士にわかりやすく説明します。

この記事では、火災報知器が誤作動した場合の対処方法を教えます。

誤作動の内容によっては、現場に向かわなくても電話だけで済む場合もあるため、対応は重要です。

私は防災会社に15年勤める消防設備士です。長年の経験をもとに、初心者消防設備士に向けて解説いたします。

誤作動の原因は、

  • 感知器をぶつけた
  • 雨漏りや漏水があった
  • 物をぶつけたり、清掃して反応した

以上のような理由があり、いつどこで連絡があるかわかりません。

今回の記事では、
自動火災報知設備が鳴動した場合の対応方法をわかりやすく解説しています。

結論からお伝えすると、
火災報知器の誤作動の原因を理解することで簡単に対応できます。

スムーズに対応できると、お客さまも安心ですし、社内の評価が上がるでしょう。

信用が上がり、責任感も出るため対処法の勉強はおすすめです。

※注意

火災が起きた場合は非常ベルなどの音は止めずに、安全な場所に避難しましょう。

本記事では、火災報知器が誤作動した場合の対処法の記事です。

それではいきましょう。

目次

火災報知器の音が鳴っている種類を区別する。

誤作動1

火災報知器の誤作動は、
「受信機から音が鳴っているか、感知器から鳴っているか」で対応が変わってきます。

鳴動する音は以下の3通り。

  • 全館で非常ベルが鳴っている場合
  • 受信機本体が鳴っている場合
  • 感知器が鳴っている場合

それぞれ説明します。

全館で非常ベルが鳴っている場合

誤作動2

全館で非常ベルが鳴っている場合は、
全館に「ジリリリ」と音が鳴り1番迷惑がかかるケースです。

原因は、
感知器や発信機が作動している可能性が高いです。

受信機で発報している警戒区域を確認して、現場確認をします。

火災の危険性がない場合は、音響を止めましょう。

手順は、

  1. 受信機の光っている場所(警戒窓)を確認
  2. 現地確認して火事か誤作動か確認
  3. 受信機の音響停止ボタンを押す

以上が音が鳴ったときの対応です。

もし、感知器が作動したら対策は2点あります

  • 感知器を外す
  • 受信機の復旧ボタンを押す

対策をしないと、何度も発報してベルが鳴るため、分かる範囲で原因追求をしましょう。

誤作動の原因となっている感知器を特定できれば最高の対応です。

感知器が復旧して分からなかった場合は、発報している回線を外す処置を行い、後日調査をする必要があります。 

受信機本体から音が鳴っている場合

誤作動3

受信機本体から音が鳴っている場合、ポイントは2点あります。

  • 受信機内のエラー
  • 感知器の断線

以上のことが考えられます。

受信機のエラーは具体的に、
バッテリーの容量低下やヒューズ切れのエラーで音が鳴ります。

特徴は、受信機から「ピーピー」と鳴っているので建物全館ではなっていません。

対策は2点

  • 受信機の音響停止を押す
  • 受信機の障害音響を停止ボタンを押す

電話対応で済む場合もありますので、エラーコードを確認して頂いて一時的に音を止めるなどの対応を取りましょう。

エラーコードはカバー裏面に書いてあります。

感知器本体から音が鳴っている場合

天井に付いている感知器から音が鳴っている場合は、住宅用火災警報器が作動したり、電池が切れていることが考えられます。

音が鳴った場合の対応法は、感知器のテストボタンを押すことです。

天井が高いため、ほうきや棒で ボタンを押しましょう。

内蔵する電池は、10年の期限で交換することが推奨されています。

住宅用警報器の電池交換をすればいいのですが、電池のコネクターが特殊です。

本体は5000円前後で購入できるため、音が鳴ったら買い替えることをおすすめします。

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火災報知器が誤作動する原因3選

火災報知器が誤作動する原因として挙げられるものは、大きく分けて次の3つの原因があります。

  • 雨漏りや漏水による「感知器の故障」
  • 虫や雨風による「外的要因」
  • 物をぶつけたり、清掃して反応する「人為的要因」

それぞれみていきましょう。

原因①|雨漏りや漏水による感知器の故障

水による原因で起きる誤作動のポイントは2点

  • 屋根や屋上の雨漏りが原因で、感知器が濡れる
  • 上の階の水道管の破裂、排水管の故障で水が漏れて感知器まで濡れる

感知器が水に濡れて、故障し発報します。

感知器内部のリーク孔が詰まってしまい復旧しません。感知器の発報状態が残るので原因が見つけやすいです。

引用|一般社団法人 日本火災報知器工業会HPより引用

原因②|虫や雨風による「外的要因」

虫や雨風による外的要因で火災報知器が発報することがあります。

該当する感知器は、

  • 階段の煙感知器
  • 駐車場の熱感知器

が例に挙げられます。

小さな虫や蜘蛛の巣が、光電式スポット型感知器(煙式)の内部に入り込み誤作動する原因が挙げられます。

また、雨の強い日や台風の日は、駐車場に設置してある定温式スポット型感知器(熱式)が誤作動する事例があります。

どちらの感知器も屋外に設置されているので、定期点検で清掃するなど注意して点検する必要があります。

原因③|物をぶつけたり、清掃して反応する「人為的要因」

うさぎ

天井の感知器、触ったら音がなるの?

押入れの整理や、 水ぶきの清掃による
感知器の衝撃で火災報知器が鳴る場合があります。

段ボールぎゅうぎゅうに詰められた押入れを見かけます。
感知器が押されてヘッドが変形してしまい感知器が反応してしまいます。

押入れの天井に感知器がある場合は物を詰め込みすぎない工夫が必要です。

また、天井の感知器を乾拭きして摩擦熱で反応してしまうこともあります。

清掃する場合は、
軽く濡れたふきんで優しく埃をとるぐらいに抑えましょう。

かめ

非常ベルが鳴ったら怖いと思う方は触らない方がいいですね。

火災報知器の止め方や対応方法は?

ひらめき

ここからは火災報知器が鳴った場合、どうやって止めるか解説していきます。

まずは鳴っている音を止める

火災ではないことがわかればまず音を止めましょう。

非常ベルが鳴りっぱなしだと、近隣住民が心配になり、消防車を呼んでしまうことがあります。

音を止める方法は、火災受信盤の操作が必要です。

  1. この音響を止める
  2. 地区音響を止める

2つボタンをそれぞれ一度押します。消防設備士の場合は完全停止の操作もできるはずです。電話対応でできる場合は行いましょう。

なぜ音が止まらない?再鳴動機能の仕組みを理解する

受信機には再鳴動機能があります。

万が一、火事の場合、非常ベルや主音響が停止しても避難のために何度も非常ベルを鳴らす機能です。

誤作動の場合、
再鳴動機能が働き、音を止めても鳴るという困りごとが発生します。

再鳴動機能は音響を停止した後、3分間~6分間の停止後に、再度非常ベルが鳴ります。

復旧をかければ音は止まるかもしれません。

しかし、原因が分からなくなってしまうのでおすすめしません。

よくあるご質問(Q&A)

バルサン(殺虫剤)をたくと火災報知器はなる?

感知器の種類によります。バルサンは部屋の中が噴霧の薬剤で充満します。
部屋が煙感知器だとバルサンの霧に反応し、非常ベルが鳴ります。
しかし、アパートやマンションは熱感知器がついていることが多く、熱反応式では非常ベルはなりません。
詳しく知りたい方は、管理会社やオーナー様、点検している消防設備士に確認しましょう。

赤いランプの止め方を教えてください。

音を止めるには受信機の操作が必要です。
廊下や階段前についている赤いランプを押しても音は止まりせん。
発信機、表示灯、非常ベルで構成されています。受信機から電圧を送り、非常ベルが鳴ります。
廊下の赤いボタンを押しても止まりません。

火災報知が誤作動した場合、どこに連絡するべきですか? 

誤作動の場合は点検契約をしている業者に連絡しましょう。
119番通報で消防署に問い合わせても大丈夫です。
しかし、消防署の職員は音を止めてくれますが、原因の追究は行っていません。
消防設備に詳しくないからです。
原因を調べてもらうには点検業者に連絡しましょう。

火災報知器が誤作動した対応まとめ

まとめ

今回の記事では火災報知器が誤作動した場合の対応をまとめました。

突然、非常ベルが鳴ったときにどういう対応ができるかでお客様からの信頼が変わります。

いざの時のために、日頃から勉強すると有事の際に最高の行動ができるでしょう。

他にも、別記事にて初心者消防設備士向けに仕事効率があがる道具を紹介しています。▼

消防設備士は設備のことをよく理解して、お客様に安心を売る仕事です。

これからも多くの消防設備士にためになる記事をかけるよう頑張ります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

あきのアバター あき 消防設備士ブロガー

消防設備士として業界15年目のブロガー
二児の子育てにはげむ30代のパパ
消防設備のお役立ち情報や子育て情報を発信中

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