こんにちは。あきです。
私の職業は消防設備士です。会社員として15年勤めています。
消防設備士になって
- 「何から学んでいけばいいか」
- 「仕事に対して不安に思うこと」
- 「お客様とどんな事話せばいいの?」
など悩んでいませんか?
今回はそんな方々に私が実際にやってきた前向きに取り組んでいける行動を紹介したいと思います。
仕事ってわからないことばかりですよね。 少しでもお役に立てればいいなと思います。
それでは行きましょう!
1.消防設備士に必要な心構え
最近、ハローワークで消防設備士の募集をよく目にします。
消防設備の業界は高齢化が進んでおり、どの会社も若い人材を必要としています。
30代でも若手と言われる職種です。
現場に行くと自分の親世代の方々が元気に働いている姿を拝見します。
まだまだ負けてられませんね。
最近転職した方、または消防設備士の仕事に興味がある人に必要な心構えを話したいと思います。
あたりまえですが、仕事に対して謙虚になることです。
私も働きながら感じましたが、意外と感謝されることが多いです。
感謝されてあたりまえと思わず、謙虚でいることが人付き合いを円滑にします
会社の同僚、お客様、消防署の方々と話し沢山の方々に「ありがとう、また頼むね!」という言葉を頂くとモチベーションが上がります
そういった人達が増えれば自分の名前を覚えてもらい、もっと深い会話ができると思います。
お客様と何気ない会話でこんな困りごとを相談されます ▼
そういえば、他に所有しているアパートの消火器も交換したいんだけど!!
・・・と言われたり、ほかにも
お宅の会社って町会の活動服やホースなんか取り扱いしてる?
などの相談があり次の仕事につながります。
当然、会社は売上を上げれる社員を重宝します。
日々謙虚に仕事に取り組み、たくさんの人に信用して名前を覚えていただきましょう。
2. 不安に思うこと
この仕事をするにあたって不安に思うことがありました
- 資格を取ること
- 将来性はあるの?
この2点は会社に勤めて働きながら、いつも不安に思っていました、
1.資格を取る
消防設備士の資格は甲種(乙種)1~5類、乙種6、7類があります。
第1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、 屋外消火栓設備パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備、共同住宅用スプリンクラー設備 | |||
第2類 | 泡消火設備、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備 | |||
第3類 | 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備 パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備 | |||
第4類 | 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、 消防機関へ通報する火災報知設備共同住宅用自動火災報知設備、 住戸用自動火災報知設備特定小規模施設用自動火災報知設備、複合型居住施設用自動火災報知設備 | |||
第5類 | 金属製避難はしご、救助袋、緩降機 | |||
第6類 | 消火器 | |||
第7類 | 漏電火災警報器 |
資格の種類が多いんだけど…何から取ればいいの?
そんな質問が多いので、まずは乙種 第6類(消火器)の取得を最優先にしましょう。
理由は、建物には必ず消火器が設置されています。
消火器一つ点検するのにも資格がないと点検できません!
消火器の点検は簡単ですが、消防署の提出書類には設備士の名前が必要になります。
まずは乙種6類の資格の合格を目指しましょう。
自分の名前が消防提出書類に書けると、成長しモチベーションがあがるので、資格の取得は大事です。
2.消防設備士の将来性
仕事を続けていく上で、大事なことは消防設備士としての会社の将来性です。
会社が倒産しないか心配だなぁ…
…と思う人も多いと思います。
会社が儲かっているか?利益が出ているか?在庫をかかえていないか?
心配事は沢山あります。
勤めているとわかりましたが、消防設備業の将来性は大丈夫だと思います。
一番の理由は消防設備点検は一生なくなることはありません。
日々生活するにあたって、火を使うことが多い為、ちょっとした油断でボヤが起きたり火災がおきます。
そんなとき活躍するのが消火器や自動火災報知器です。
点検をしていない為、火災がひろがった、建物が全焼してしまうと所有者に大変重大な罰則があります。
そうならないためにも日頃消防点検を実施し、建物を維持管理しなければいけません。
私たち消防設備士は年2回、建物に伺って点検させていただております。
点検した報酬が会社の売り上げになります。
昨今のコロナの影響もあまりなく、会社の業績は順調です
消火器の経年劣化や火災報知機の機器故障など修繕の仕事もある為、契約しているお客様からいつまでも仕事があるでしょう。
お客様との信頼関係
消防設備点検がメイン業務なので、お客様と会話する事が多いです。
大事な事は自分の事を信用させる事です。
お客様と何を話したらいいかわかりません…
そんな質問をよくいただきます。
わたしも新人の頃はお客様と何を話したらいいかわからず困った事がありました。
名前で呼ぶことで、相手からも認知され自分の名前を呼んで頂ける事が多いです。
点検業務をしていればお客様と会話しなくてもいいのですが、マンションの点検の時など、立会い入室があり不動産会社の人や施主様と一緒にお部屋に入ることがよくあります。
私は会話をすることは苦痛ではなかったので会う人々に話しかけていました。
こちらから話しかけないとなかなか心を開いてもらえません。
話すきっかけをこちらで作れば、あとは向こうから話してくれる方が多いです。
(会話が嫌いであまり話したがらない方もいるので注意)
要は聞き役になればいいのです。
聞いているうちに自然とお客様の悩み事が見えてくることがあります。
- 自宅にある消火器古かったかしら?
- 他に所有しているアパートの消火器点検ってしなくていいの?
- 家についてる火災報知器って点検必要なの?
話しているうちに相談事が出てきますので、一つずつ丁寧に答えて信用を得ましょう。
まとめ
私は消防設備点検15年やっていますが、まだまだ分からないことばかりで毎日勉強が必要です。
しかし、知識を蓄える事で提供できる質も必然的にあがって来ると思います。
消防設備士になった方や興味がある方、これから転職する方に少しでも参考になればと思いこれからも少しづつですが、投稿していきます。
最後までありがとうございました。
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