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【老後も安心】自分にあった防災会社の選び方5選

本記事にはプロモーションが含む場合があります。
防災会社

私は、防災会社に勤めて15年目。現役の消防設備士です。

沢山の業者を見てきた私が、防災会社の選び方を教えます。

ネットで消防設備士やビルメンの反応を見ていると

  • 防災会社やビルメンって仕事が楽そう!
  • ハローワークで募集してたけど、この会社はだいじょうぶ?
  • 「長く仕事を続けたい」

と、いう内容を見かけます。

コロナの影響や仕事がいやで転職を考えている方、就職活動してらっしゃる方も多いと思います。

今回の記事はそんな方に少しでも参考なる内容です。

将来性があり、老後の仕事まで保証できる!

自分に合った会社に出会えれば最高ですが、なかなか難しいですね。

この記事を通して失敗しない「防災会社を選ぶ力」を身に付けます。

それでは行きましょう!

【関連記事】消防設備士の仕事なぜ食いっぱぐれないのか?

別記事にして説明していますので、消防設備士の仕事にしていますので興味のある方はご覧ください。

目次

【会社の選び方】自分にあった条件をさがす

会社選びの大事なポイントは3つあります。

  1. 会社規模
  2. 仕事内容
  3. 労働条件

残念ながら人間関係は入社しないとわかりません。

まずは求人表などに記載された情報をもとに調べていきましょう。

ねらい目の会社規模

防災会社はたくさんあります。

その中でも社員数が20人前後の中規模の会社を選びましょう。

社員同士のコミュニケーションがとりやすい「中規模の会社」は、わからないことや困り事など共有しやすいです。

先輩と同行して教えてもらいながら、現場を理解し成長できると思います。

社員数が2~3人の少ない会社の特徴

毎日同じ人と同行しなければいけない
・少人数で話をするので意見やアイデアの数が少ない

大きな会社の特徴は以下のようなものがあります。

大きな会社の特徴

現場業務が難しく、個人の負担や責任が重い
・考え事も多く、うつ病などの精神疾患になる人が多い

これらの理由から、中規模の会社に狙いをしぼって会社選びをするべきです。

業務拡大や忙しくて人手が足りない会社があれば積極的に話を聞いてみましょう

労働条件を確認する。職安(ハローワーク)で探す。

働く条件を確認するのは大事なことです。ハローワークでは以下のものに注意しましょう。

ここに注目!
  • 給料は高め
  • 会社の休日
  • 有給休暇
  • 代休制度
  • ボーナスの基準
  • スキルアップができるのか?

給料は高め

地方や都市部などで地域性があり、給料は一概には比べられません。

それでも一般的に防災会社は高めの給料です。

未経験なのに、一般の営業職以上の給料をいただいている方もたくさんいました。

会社によっては資格手当も手厚いです

消防設備士や電気工事士は資格の種類が多いので、すべて取得すると年収アップも望めます。

資格が気になる方はこちらの記事をどうぞ ▼

<関連記事>消防設備士の資格を取りたい方向け記事(乙種6類取得)

<関連記事>【新人消防設備士向け】絶対に受かる消防設備士甲種4類の合格方法

では、なぜ給料が高めなのか?

  • 防災業界は競合が少ない
  • 価格競争が少なく、売上や利益を多くいただける場合が多い。

これらの理由があって給料は高く設定されている会社が多いですね。

点検や修繕の関連記事はこちらになります ▼

【点検費用はなぜ高い?】比較して点検料金を安くするコツ

会社の休日日数

防災会社は建設業にあたり、年間休日は105日を守らなければいけません

守られてない会社はやめておきましょう。(当たり前のことですが・・・)

最低でも105日以上の休日なのでそれ以上あると嬉しいですね。

ちなみに筆者の会社は、2020年から年間休日が105日になりました。

土曜隔週、日祝休み、大型連休あり。年間休日は合計で105日です。

完全週休二日制ではありませんが、ストレスなく働いています。

かめ

8時30分から17時30分まで就業時間だよ!少しだけ書類整理をして退社するから19時ごろの帰宅となります。

うさぎ

子供と遊べる時間もあるのでブラック企業ではないと思いますよ!

有給休暇はあるのか?

2019年4月から年5日の有給休暇の取得が義務付けられています。
最低でも5日取得しないと会社側が罰せられるため、どの会社でも有給が取得できます。

自分たちでスケジュールを組んで日程調整をするので、消防設備士は有給も取得しやすいです。

リラックスしたいときなど、有給を上手に使いましょう。

代休制度はどうなの?

消防設備点検はお客さまの都合に合わせて点検します。

会社の休日に点検することや深夜、早朝に指定した点検依頼があります。

お休みの日に出勤した場合、代休制度があるか確認しましょう。

弊社の場合は代休はありません・・・

ボーナスの基準

年間賞与は計4~5か月分という会社が多いです。

業績によって支給額は変わりますが、極端に売り上げが下がることは起こりにくいので安定しています。

スキルアップを目指す

自分の将来のことを考えると資格をすべて取得し、独立することが一つの目標です。

すべての資格を取得するには3~5年ほどかかります。

勉強をしながら営業スキルを身に着けて、顧客の獲得も視野に入れて行動しましょう。

独立できたら、また違った形で人生が始まります。

独立の記事は、今後まとめていきたいと思います。

地方限定の儲かっている会社の特徴

都会の地方にはあまり当てはまりませんが、筆者の住む北陸は車がないと生活できません。

地方限定ですが、儲かっている会社の見極め方は簡単です。

社員の自家用車を確認することです。

社員がいい車を乗っていたらその会社は儲かっており、満足できる給料をあげているのかな?と推測できます。

例えば、面接に行った先の駐車場に車を停めた時、周りの社員の車がボロボロな車ばかりだと不安になりませんか?

グレードの高いミニバンや、かっこいいセダンが多く停まってたら不安にならないですね。

儲かっている会社は社員に多く給料を与えて、自家用車にお金を使っているということです。

防災会社の求める条件

経験者が優遇されるのは当然ですが、未経験で転職したい方は不利です。
これから大事なポイントを2点お伝えします。

  • 消防設備士の資格を取る
  • やる気をみせる

それぞれ見ていきましょう。

消防設備士の資格を取る

未経験者に必要な武器は、資格をとって自分の価値を売り込む方法が一番はやいです。

  • 消火器点検資格(乙種6類)は受験資格が不要で誰でも受けれます。(年3回実施)
  • 電気工事士2種も受験資格が不要で誰でも受けれる(年2回実施)

1ヶ月前から参考書を読み勉強すれば、乙種6類は簡単に合格できる資格なので取得しましょう。

別記事にて紹介しておりますのでこちらをどうぞ ▼

<乙種6類取りたい方向け>

電気工事士2種は47都道府県で年2回行われており、筆記試験と技能試験のどちらも合格すると取得できます。

消防点検では設備の配線工事や誘導灯の取替工事に電気工事士の有資格者でなければ工事が出来ません。

資格の取得方法も今後執筆していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

「やる気をみせる」

いきなり精神論を持ち出して申し訳ありませんが、やる気がある人は採用につながりやすいです。

自分はこの会社に転職して「何をしたいか」「どんな人材になりたいか」「私を採用すると御社にこんなメリットがある」などイメージして面接にのぞみましょう。

  • 私はこの会社に入って消防設備の全ての点検をできるようになりたい!
  • お客さまとのコミュニケーションを大事にし営業能力を存分に発揮したい!

人それぞれ、「得意なこと」「やりたいこと」があると思います。

やる気を見せ、相手に伝えましょう。

将来性は?老後の仕事はあるの?

消防設備業の将来性と老後について心配な方も多いでしょう。それぞれ説明します。

消防設備士の将来性

消防設備業は消防法で守られており、住んでいる人が事故や事件で被害にあった場合に消防法が見直されています。

最近の例をあげると、2016年に新潟県の糸魚川で大規模火災があり147棟含む約4万㎡が消失した事例があります。

詳しくはこちら ▼ ・糸魚川大規模火災・・・飲食店のコンロの消し忘れにより出火した…..

https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/h29/topics2/46070.html


出典:消防庁ホームページ(http://www.fdma.go.jp/

この事故を受けて飲食店の消火器の設置基準が変わりました。

150㎡以下の全国の飲食店に消火器が設置義務となり、消防署へ点検の報告が必要になりました。

(今までは150㎡の建物は消火器が任意設置で報告の義務がなかった)

消防法の見直しで防災会社に消火器の設置の問い合わせが多数入り会社に売り上げに影響があります。

こういった消防法の見直しは事故が起きるたびに見直されていくので、防災会社の仕事はなくなることはないでしょう。

老後の仕事も安泰

消防設備士の業界では会社員として、定年後にもそのまま仕事を続けている方が多いです。

なぜなら、歳を重ねてもできる仕事が多いからです。

例えば、高齢になってもできる仕事は以下のものがあります。

  • 消火器の点検
  • 自動火災報知設備の受信機前の操作
  • 行政書類の作成

特に、行政書類の作成は机の上でできる仕事なので、体力を使う必要がありません。

消防設備士の仕事は消防署に行政書類を提出するのがメインの業務なので、高齢になっても安泰です。

仕事を長く続けるコツ

老後も仕事を長く続けるためには、以下のことを意識しましょう。

  • 頼まれやすい人間性
  • 話の理解ができる会話力・技術力
  • すぐに動けるフットワーク

それぞれ説明します。

頼まれやすい人間性

仕事を長く続けるためには、頼まれやすい人間性であることが重要です。

たとえば、スポットで人が足りない場合に思い出してくれると仕事に呼ばれます。

普段から言葉遣いや態度が悪いと仕事に呼ばれないため注意しましょう。

以上の理由から頼まれやすい人間性であることが長く仕事を続けるコツになります。

話の理解できる技術力

仕事を長く続けられるためには会話力や技術力を身に着ける必要があります。

消防設備の仕事をするにあたり、専門用語や法令の話になることがあります。

例えば火災報知器。

感知器の警戒面積や種別、未警戒の確認など火災報知器だけでも技術的な会話が必須です。

各消防設備に法令の内容であったり、設置基準などの会話が必要です。

そこに参加できないとなかなか厳しいですね。

経験と知識が必要なので勉強が必要になります。

以上の理由が長く続けるコツになります。

すぐに動けるフットワーク

フットワークが軽い方は長く続けられます。

なぜなら、困りごとや人手が足りない現場は突然やってきます。

急な案件と誤報対応などが重なると応援を呼ぶ必要があります。

そんなときにすぐに動けるフットワークの軽い方が重宝されます。

対応が早いと信用もあがりますのでフットワークが軽い方は長く仕事を続けることができます。

まとめ

防災会社はたくさんあり、自分にあった会社に出会うためにも参考になれば嬉しいです。

消防設備士の仕事は競合相手も少なく利益も多いです。

良い会社に入れば社員に還元されます。老後の心配も不要になるでしょう。

最後に、消防設備士の仕事に興味をもった方にぴったりのマッチングサイトを紹介します。

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この記事があなたの参考になれば幸いです。最後のコメント欄に質問をいただければなんでもお答えします。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

あきのアバター あき 消防設備士ブロガー

消防設備士として業界15年目のブロガー
二児の子育てにはげむ30代のパパ
消防設備のお役立ち情報や子育て情報を発信中

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